らいらとゆうひの物語

気付いて!お願い!!
必死で助けを求める夕日とらいら。
私達の必死な思いが伝わったのか走って二人組がやってきた。

「夕日!!来てくれた!!」
「え??」










「あれ、潤とタケだから。」


「えぇぇぇぇえぇぇえーーっ」
やっぱりらいらは言う事が突然すぎる…
それにしても、いつ呼んだのだろう…

バタバタバタバタ!!

足音が近づいてる!!

シュッ
シュッ
シュッ

何かが空をきる音が聞こえてきた。
刃物だ。ヤバイ。夕日を守らなければ。
直感的に感じたらいらは反対側の扉を蹴り倒し無理やりガラスを割り開けた。

「夕日でるよ!!」
「うんっ!!」

急いで出ると、潤とタケが息を切らしながら来た。
「潤!タケ!遅いじゃんっ死ぬかと思ったんだからぁ~~っ…」
安心したとたん腰がぬけ、涙があふれてきた。
「泣くな泣くなごめんな??それにしてもあのキックは凄かったな…」
「だよな!!やっぱらいらはすげ~やところで隣の子は??いったい??」
「夕日だよっ!!!」

「「えぇぇぇぇえ!?!?!?」」
「あの夕日?!」
「ホントに夕日か!?」
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