あの日にあった出来事
ふと壁にかかっている時計を見てみると、もう下校時間をとっくに過ぎていた。
ヤバい!後5分で校門出ないと校長に怒られるっ!
帰りの挨拶をして皆をさっさと帰らせると、私はすぐさま校門に向かった。
急げ!急がないと!
私が慌てて校門を出たと同時に、チャイムが学校内に鳴り響いた。
「な、なんとか間に合ったぁ・・・」
慌てて走ったので、息も途切れ途切れだった。
「はー、ふー、ふーはー・・・」
そうやって私が呼吸を整えていると、後ろから甲高い声がした。
「委員長っ♪お久しぶりです。」
「み、水越さん・・・!こんな夜遅くまでどうしたの!?」
すると彼女は私の頭を一発グーでポカッと叩いた。
「何言ってんですかっ!委員長を待ってたんですよっ?」
「え・・・?私を、待ってた?」
そう言うと彼女はニッと笑い
「さっ、帰りましょう!あっ、後私これから寄りたいトコがあるんですよね~付き合ってくれます?」
「まあ・・・良いけど・・・」
言われるがままに彼女に手を引っ張られ連れて来られた先は、思いもよらない所だった。
「ここって・・・」
「そうです・・・“お墓”です。」
「いや、ちょっとなんの理由があってここへ・・・」
「色々です。」
「---っ!」
即答された。
私はその言い方に違和感を覚えた。
「ほら~!色々あるじゃないですか~」
「色々、って・・・?」
ヤバい!後5分で校門出ないと校長に怒られるっ!
帰りの挨拶をして皆をさっさと帰らせると、私はすぐさま校門に向かった。
急げ!急がないと!
私が慌てて校門を出たと同時に、チャイムが学校内に鳴り響いた。
「な、なんとか間に合ったぁ・・・」
慌てて走ったので、息も途切れ途切れだった。
「はー、ふー、ふーはー・・・」
そうやって私が呼吸を整えていると、後ろから甲高い声がした。
「委員長っ♪お久しぶりです。」
「み、水越さん・・・!こんな夜遅くまでどうしたの!?」
すると彼女は私の頭を一発グーでポカッと叩いた。
「何言ってんですかっ!委員長を待ってたんですよっ?」
「え・・・?私を、待ってた?」
そう言うと彼女はニッと笑い
「さっ、帰りましょう!あっ、後私これから寄りたいトコがあるんですよね~付き合ってくれます?」
「まあ・・・良いけど・・・」
言われるがままに彼女に手を引っ張られ連れて来られた先は、思いもよらない所だった。
「ここって・・・」
「そうです・・・“お墓”です。」
「いや、ちょっとなんの理由があってここへ・・・」
「色々です。」
「---っ!」
即答された。
私はその言い方に違和感を覚えた。
「ほら~!色々あるじゃないですか~」
「色々、って・・・?」