火星より愛を込めて
〈ったく、どっから出て来たんだあんなもん〉
マックはそう思ってから、プレートリフターと同じネットを貨物専門のトランスポーターが通っているのを思い出した。
〈しかし、何と言ってあんなもん乗せたのだろうか〉
ふと疑問に思ったが、それ以上は攻撃が激しくて考えている暇がなかった。
ショックキャノンが地を砕き、ブラスターが空気を焼き、粒子ビームが岩を貫き、レーザーがマックに浴びせられる。
それでもさらに2人までは倒した。
が、次第に遮蔽物が無くなってきていた。
限界だった。
マックとしては、こんな奴等に対してあれを使いたくはなかったが、PS・3スカウツは、幾ら強力なKV・320とはいえ、結局はたかがハンドブラスターでは歯が立たない。
〈仕方ないか、使おう〉
マックは、手近に残っている中で比較的大きな岩の影に飛び込むと、S・PACの表面の一部を開き、その内部の赤いスイッチを押した。
それと同時に叫ぶ。
マックはそう思ってから、プレートリフターと同じネットを貨物専門のトランスポーターが通っているのを思い出した。
〈しかし、何と言ってあんなもん乗せたのだろうか〉
ふと疑問に思ったが、それ以上は攻撃が激しくて考えている暇がなかった。
ショックキャノンが地を砕き、ブラスターが空気を焼き、粒子ビームが岩を貫き、レーザーがマックに浴びせられる。
それでもさらに2人までは倒した。
が、次第に遮蔽物が無くなってきていた。
限界だった。
マックとしては、こんな奴等に対してあれを使いたくはなかったが、PS・3スカウツは、幾ら強力なKV・320とはいえ、結局はたかがハンドブラスターでは歯が立たない。
〈仕方ないか、使おう〉
マックは、手近に残っている中で比較的大きな岩の影に飛び込むと、S・PACの表面の一部を開き、その内部の赤いスイッチを押した。
それと同時に叫ぶ。