愛しさは孤独の支配者
卑怯
美咲「……っ」
気に入らんわ
―――
真緒「亜也ちゃん!!」
亜也「!?」
真緒「足大丈夫なん?」
亜也「大丈夫っすよ。すみません仕事戻ります」
真緒「……あの……今さっきの子知り合いなん?」
亜也「違います。」
あたしは強く言って真緒さんの前を後にした。
休憩だ。
近くのコンビニに足を運ぶ。
「亜也ちゃんこれもな」
亜也「えっ」
あたしにサンドイッチを渡してくるのは剣さんだ。
亜也「なん……」
なんで剣さんいるんやろリハーサルおわったんやろか……
剣「リハーサル終わったからお腹すいたから来たら丁度亜也ちゃんいたからさ」
亜也「……」
なんだ結局買ってもらいたいがためにきたんや
とあたしはため息をついた。
剣「だって会場では真緒くんが亜也ちゃんのこと見張ってんねんで(笑)話かけにくいっての(笑)」
亜也「!?」
見張ってるって
なぜ?