愛しさは孤独の支配者
亜也「……?」

美月「まだ思い出さんのんや……」

亜也「あの……なにが?……ちょ……美月さ」

美月さんはあたしの横をなにも言わず通り過ぎる。


美月「亜也思い出せや」
亜也「……?」

美月さん


どないしてんや



あたしのことを呼び捨てで呼んで一体



なに……












思い出せって



なにを……






あたしには意味がわからなかった。
















明日は名古屋から中国地方へいく。












あたしはベッドにダイブして深い眠りに落ちた。





























――――――――――






景「あれ……今……どこぉ?」


パーキングで休んでいると景さんが丁度起きた。


亜也「今、岡山っすね……。なにか買ってきましょうか?」
あたしは景さんの顔を覗きこんだ。

景「…………あや……?」
亜也「!」
景さんにいきなり手をつかまれてあたしは目を丸くする。

景「あ……なんや……亜也ちゃんか(笑)あははうんお願いするわ」
亜也「……あ、はい」



あたしは戸惑いながらも飲み物を買いにいく。



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