ラブ☆パニック
つまんなぁ~い…。
誰も相手してくれなぁ~い…。
保健室行くぅ…。
アタシはよろける足で、保健室に向かった。
ガチャ
「せんせぇ…聞いて? 酷いんだよ? 海木と美和、アタシほっといて、遊びに行っちゃったぁ…」
アタシは俯きながら、話しを進める。
「アタシ1人になっちゃったぁ…」
「・・・」
「寂しいからさぁ、ここで眠っていい?」
アタシは先生に抱きついた。
すると、先生はアタシの頭を撫でてくれるハズ、なのに…
「せ、先生、背が高くなってるねぇ…」
アタシより少し大きい位だった先生は、こんなに大きくなかったはず。
「せ、先生、無理に…筋肉つけたね…」
柔らかい腕ではなく、ガッシリした腕。
「せ、先生…香水の匂い、替えた…?」
いつもの大人っぽい香りはなく、甘い香りに変わってる。