きっと好き
『ちゃんと学校行ってるか?』
だって。
なによ、偉そうに。
ブツブツ文句を言いながらヤカンでお湯をわかす。
お茶を飲んだらもう一眠りしよう。
体が熱くて、ぼぅっとして、膨張してる感じ。
時々物凄い寒気がして、まだ熱が上がってるのが分かる。
"ピー-ッ"
っと、お湯が沸いたことを知らせる音がした。
お茶を入れて、ゆっくりと飲むけれど、ちっとも心が落ち着かない。
『少し話がある』
凄く嫌な予感がする。