雨恋*.゜


話し込んでたら
遅くなっちゃって


教室に戻った時には
君はもういなかったね


この時君が何を考えて
帰ったかなんて知らなくて‥


『まだいたのかよ』


こうしてまた日常を
求めて君に会いに行ったんだ


でも


君の表情はいつもと
違ったんだ


あの優しい笑顔じゃなくて
切なくて、苦しそうで‥


『昨日の子とは帰らないの?』


その言葉が胸に刺さった


別にやましいことなんて
1つもない


ただ‥


いつもと違う君の言葉が
いつもと違う君の声が


俺には切なすぎたんだ


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