失った恋
「あんたさ、自己紹介短くね?」
あんた!?
さっきまでの”梅木さん”はどうした!?
「いいじゃん。」
ちょっと、怒ったように言う。
赤坂瞳は、口元を手で押さえて、馬鹿にしたように笑う。
「ちょっ!!」
そうして、私たちは毎日絶えなく喧嘩した。
テストの順位競ったり、部活で試合したり、授業中騒ぎ過ぎて立たされたり、、、
私たちの友達は呆れていた。
そんな毎日だったけど、とても楽しかった。
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