【短編】アタシは商品


夢の国の魔法。

お願いだから溶けないで。


また事務的なやりとりなんて、寂しすぎるよ…。


こんな優しいあなたを知ってしまったのに。


――ねぇ、あなたが優しいのは何故?


夢の国の雰囲気に呑まれたから?


ちょっとは…アタシの事……?


叶わない恋って分かっているのに、アタシはどうしようなく惹かれてる。


優しくされたらアタシ…魔法が解けた時に悲しくなる。


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