【短編】アタシは商品
彼がマネージャーで無ければ、どんなに楽な事だろう。
普通の人なら、アタシはとっくに告白してた。
ううん、アタシが事務所の商品じゃなければ……。
でも、アタシがモデルにならなければ知り合う事なんか無かった。
好きなのに……。
彼の気持ちだって……。
アタシが気持ちを伝えたら…きっと気持ち繋がる。
だけど、それは…マネージャーとモデルという関係を崩しちゃう事になるから。
アタシの身勝手な想いが…アタシの恋心が彼にタブーを犯させてしまう…。