君のことを想いながら
「僕も…愛してる…。ヨクだけに…背負わせないよ…」


ギュッと抱きしめた


「レイ…ごめんね!ごめんね!私のせいで…!!私なんかのせっ…ん!!」


僕はまたキスをした


「っはぁ……。ヨクのせいじゃないよ。誰のせいでもないんだ。僕たちが…死神だった。ただ、それだけのことだよ。」


そう、ただそれだけ…


ヨクは、静かに呟いた


「どうして…どうして…死神なんかに生まれたの…??」


ドクン…


また心臓が跳ねた


ドクン…


ドクン…


嗚呼…これが愛というものか…
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