君のことを想いながら
距離
「先生、昨日の夜、私死神に会っちゃった~。」
あいつ…。
「…え??…そう…。」
結局、病院に来ている。
毎日来ているから日課になっているせいもあってか身体が勝手に動いた。
「ねぇ、先生、死神って信じてる…??」
「…んー…先生は…信じてないわね…。」
サキは窓を見た。
宙に止まっている俺と目が合った。
やべっ…。
サキ、手を振っているし。
「サキちゃん…??何してるの…??」
「先生!ほら、あのビルの手前のとこ。黒い翼の男の人!!」
「え…?」
先生は、窓の方を見る。
「え…??何もないわよ??さっ、もう、安静にしとこうね…?」
先生は、他の患者のもとへ行った。
俺は、サキのもとへ行った。
「レイさん!!」
嬉しそうに笑うサキ。
「…………。」
「…律儀だね。ありがとう。」
「…別に…、通りがかっただけだ…」
とがった言い方で相手を
突き放す。
「ふーん…、でも、ありがとう。あ。死神って昼でも大丈夫なんだ??」
「ああ…。」
あいつ…。
「…え??…そう…。」
結局、病院に来ている。
毎日来ているから日課になっているせいもあってか身体が勝手に動いた。
「ねぇ、先生、死神って信じてる…??」
「…んー…先生は…信じてないわね…。」
サキは窓を見た。
宙に止まっている俺と目が合った。
やべっ…。
サキ、手を振っているし。
「サキちゃん…??何してるの…??」
「先生!ほら、あのビルの手前のとこ。黒い翼の男の人!!」
「え…?」
先生は、窓の方を見る。
「え…??何もないわよ??さっ、もう、安静にしとこうね…?」
先生は、他の患者のもとへ行った。
俺は、サキのもとへ行った。
「レイさん!!」
嬉しそうに笑うサキ。
「…………。」
「…律儀だね。ありがとう。」
「…別に…、通りがかっただけだ…」
とがった言い方で相手を
突き放す。
「ふーん…、でも、ありがとう。あ。死神って昼でも大丈夫なんだ??」
「ああ…。」