【作品超解説】
【計画1】
橘と桜庭を[生徒会補助役員]に入れる。

橘を桜庭の[監視役]として置くことで牽制していた。

(あわよくば、【計画4】の布石)



【計画2】
橘を[青柳荘]に入れる。

橘を自分達の身近な場所に置くことで、栗沢から橘を守ろうとした。

([聖光院]のこともあり一石二鳥)



【計画3】
2人に“真実”を、なるだけ慎重に明かしていく。

2人(特に桜庭)に[去年]の出来事を慎重に明かすことで、[復讐]の危険を最小限に抑えようとしていた。



【計画4】
【計画3】が失敗した時の予備プラン。橘に桜庭を止めて貰う。

【計画1】で橘と桜庭が密接な関係になるように仕向け置き(その役を担っていたのは梨木)、最終的に橘に桜庭を救って貰う。



というもの。
(複雑で申し訳ありませんが、これがプロット上の設定です)


ちなみに、何故[聖光院]のことを極力隠していたかと言うと、榊原は栗沢が橘を[復讐]の対象に入れさせないようにするため。

栗沢は[7人の生徒会役員]全員を[復讐]の対象にしていました。

栗沢は7人が[聖光院生]であり、[兄弟]であることを知っていた(明を通じて)のです。


もし栗沢の[復讐]の矛先が[青柳高校生徒会役員]ではなく、[聖光院出身の生徒]に移り変わってしまった場合、[明]に関しては完全に部外者である橘までが[復讐]の被害にあってしまう。


(樫家が[部外者]を巻き込みだがらない理由はここにあります。橘を[明]の二の舞にしたくなかったのです)


そのため、榊原は[聖光院]のことを極力隠し通し、橘を栗沢から守っていたのです…………






かなり複雑ですね


なので、あえて作中では[榊原の計画]に関しての解答は書きませんでした。


上記をみて、[こんな感じ]だと受け取って貰えればと………o(^ー^)o
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