Best friend
「いや、、、その、、、、ホントに靴間違えたのかなーって……だってほら!私の靴ちゃんと名前書いてあるし…」
私は靴を脱いで名前を佐恵に見せた。
「それに、、由美と私の靴の場所全然違うんだけど、、、、、」
「葵……私を疑ってるんだ。」
「え、、、いや…そうゆう意味じゃなくて………」
「じゃあ何?」
何って言われてもなー…
実際疑ってるんだし…
「ごめん…私疑ってる。佐恵のこと。」
「ひどいよ、葵…。私は葵のために……由美の靴に画鋲入れて……場所間違えただけなのに…。」
佐恵が泣きながら私に言う。
でもまだ納得できない私がいた。
私ってどんだけ最悪なの…
友達がこんなに言ってるのに信じれないなんて。
「こんなに言っても信じてくれないんだ。私今まで葵のためにクラスにだって立ち向かったのに……何で、、ねぇ何で?最初から疑われるって分かってたら助けたりなんかしなかったのに。」
「佐恵……ごめん。泣かないで?」
「よくそんなこと言えるよね!」
「ごめん…」
「もういいよっ!!
佐恵は走って帰ってしまった。
私馬鹿だなー。
何泣いてんの…
自分が佐恵を信じなかったからこうなったのに………
私…佐恵ともう話せないのかな……