Best friend
-手術-
どうしよう。
私のせいだ。
さっき佐恵を追いかけなかったから....
「すいません。私、佐恵のこと....」
私は泣きながらさっき事を話した。
怒られるのを百の承知で。
「そう。佐恵最近おかしかったのよ。」
「そうなんですか。あの!私佐恵の行きそうな所探してきます!
携帯も鳴らします!どうにかして...探します。」
「葵ちゃん、ごめんね。佐恵と友達になってせいで。」
「そんな...佐恵は大切な大切な友達で、嫌なんて1回も思ったことありません。」
「葵ちゃんは優しいのね。」
私は優しくなんかない。
だって佐恵を見捨てたから。
最低な人間。
「ありがとう。」と言いたいのは私の方だよ。