トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
遼吾からの告白で付き合い始めたけど、好きだとも言われたこともないし。



この電話で、本当に付き合ってるんだって改めて思った。



私は通話ボタンを押して、携帯を耳に当てた。





「もしもし」


『………俺、遼吾』


「うん……」


『今から会うぞ』


「えっ?」


『どこにいる?』





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