トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
この威圧感たっぷりな人たちにビビってる私に気付いた遼吾は私の肩を抱いて倉庫内を歩いてくれた。



遼吾に連れられるまま奥へ行くとソファーがあって遼吾とそこに腰をおろした。






「この子が美春ちゃんか。はじめまして、俺シンヤね。よろしく」






そう言って右手を差し出してきたこの人と私は握手を交わした。



眉毛がかなり細くて見た目は怖そうだけどニコッと笑ってくれた。






< 127 / 280 >

この作品をシェア

pagetop