トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
私はヘルメットをかぶると遼吾が鞄を持ってくれて、後ろに乗るように言われた。



初めてバイクに乗るからどうしていいか分からずにいると遼吾が手を差し伸べてくれて乗ることができた。






「しっかり掴まっとけよ」


「うん」





遼吾の腰に手を当てると、遼吾のお腹の前まで手を引っ張られた。



そのせいで遼吾の背中に私が密着してしまう。





< 17 / 280 >

この作品をシェア

pagetop