トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
私の手の上に自分の手を重ねる蓮。



私たちはどちらからともなく顔を近づけてキスをかわした。



もう何も考えられなくなっていて、ただ蓮とキスがしたいと思った。



ずっと蓮に触れていたいと思った。



何度も何度もキスをしてから私たちは離れた。






「美春、俺お前のこと待ってみる」


「えっ?」





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