トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
遼吾は何度も『大丈夫』かと聞きながら優しく抱いてくれた。



終わった後も優しくて、生まれて初めて腕枕というものも体験した。



少しだけ遼吾の腕枕で休んだ私は家に帰らなきゃいけないからベッドから起き上がった。



それに遼吾を起こしてしまったみたいで私と一緒に遼吾も体を起こした。





「もうこんな時間か」


「うん、私帰るね」






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