トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
こんな話をできるのは友だちの中でも親友のアズサだけ。



アズサはこういう話にあっさりしていて、私の知らないことをいろいろ教えてくれる。





「どうしてダメなの?」


「ダメって言うか気にならなかったの?遼吾さんのモノとか」


「別に」


「美春…あんた遼吾さんのこと本当に好き?」


「えっ?」


「いや…なんか興味ないって感じがする」






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