トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
私たちはすぐに電話を終わらせた。



着替えを済ませると夕食を食べるためにリビングに入っていった。



今日は珍しくお兄ちゃんがいる。



お兄ちゃんは高3でちょっとだけ不良だ。



夜遊びばっかりしてるし、こんな時間に家にいるのは珍しい。






「美春、さっきバイクの音聞こえてたけどお前か?」


「うん」






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