トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
この男にクレープが似合わなさすぎて…。






「じゃ決まり。悪いね、友達。今日も俺がつれていくな」






アズサに向かってそう言うと、強引に私の手を引いて歩きだした。



私にヘルメットを渡してバイクに乗ったのを確認するとバイクを発進させた。



クレープ屋について、男もクレープを食べると思っていたのに注文したのは私のだけだった。





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