この夏が終わる頃
ピーンポーンパーンポーン!

『風山 奏斗 様~、至急 レントゲン待合室にお越しください…。』

「あっ、しまった。」
「行かなきゃだめなんじゃない?
助けてくれたことには礼を言うわ。

さよなら。」

私は、自分の病室へと帰った。
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