ん、好き…だよ?
第1章



「あんね、竜ちゃんが『付き合ってください』やってぇ~」

いきなり、親友のヒカリから伝えられた告白。

「え?」

「うん、まあそ~ゆうこと。返事決まってるやろ?」


竜ちゃん…こと白井竜也。

ドクン…ドクン


私の大好きだった人。

竜ちゃんは
1コ下の学年で中学2年生。
サッカー部に入っている。

ヒカリと竜ちゃんは幼馴染。


竜ちゃんと私…
なぜか分からないけど
仲良くなった。

いつの間にか
竜ちゃんのことを目で追っていた。



「でっ?返事どーすんの?OKやろ?」

「ぅ…っうん。」

「キャーおめでと、あとで竜ちゃんのトコ行って『お願いします』ぐらい言ってきなよ」

「ヒカリも付いて来てね?」

「しゃーなしね」


















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