この想いは叶わない-ノンフィクション
それから3人で、雑誌を見たり、恋ばなを
しながら、辰矢先輩からの返信を待った。
だけど、1時間たっても、2時間たっても、
辰矢先輩からの返信は帰ってこなかった。
曖「大丈夫だって、受験生だから、今ケー
タイ見てないのかもよ?」
ゆ「うん・・・」
杏「そうだよ!もう少し経ったら、必ず返
信くるって!」
ゆ「うん・・・」
私は、それしか言えなかった。
それから、2人はずっと慰めてくれた。
もう、2人は帰る時間になった。でも、辰
矢先輩からの返信はまだこない。
杏「明日、返信きたか教えて!そして、明
日はその続きの作戦をしようね!」
曖「じゃあ、明日は内の家で、やろう!」
杏「それは、良い考えだね!ねっ、ゆりな!」
ゆ「そうだね!そうしよう!」
曖「よし、じゃあ決まり!じゃあ明日ね!
バイバイキーン!」
ゆ「バイバイキーン!」
今日は、2人のありがたさが、すごくわかった日だよ!
でもね、2人ごめん。2人は、内のことた
くさん慰めてくれたのに・・・。よし、ちゃ
んと、頑張ろう!