この想いは叶わない-ノンフィクション


すごく、悲しい。

そして、悔しい。

なんで、早くに告白しなかったんだろう。

私は、その場から、動けなかった。

マ「ゆりな、ご飯だよ!」

ゆ「はあ~い!」

ママの前では、何時もどおりにしなきゃ。

親に、好き人いるなんて知られたくない。



夜、ベットに入って、すぐに、

悲しい涙。悔しい涙が溢れてきた。


私は、いつのまにか寝ていて、朝になって

いた。

多分、泣き疲れて、寝たんだと思う。

起きて、すぐに、悲しみ、悔しみが溢れて

きた。

でも、泣けなかった。

涙枯れちゃったのかな?

そっと、涙袋をさわったら、ぺっちゃんこ

になっていた。

やっぱり、涙枯れたんだ。

マ「ゆりな?起きてた?」

ゆ「うん。」

目が真っ赤に腫れていて、学校になんか行

けない。

ゆ「ママ?ぐわい悪い。」

マ「ちょっと待ってて、体温計もってくる

から。ゆりな!その目どうしたの?」

ゆ「わかんない。でも、痛くないよ?多分

ほっとけば、大丈夫だと思う。」

泣いたなんて言えない。

マ「そう。じゃあ、ちょっと待っててね。」

ママ、ごめん。仮病なんて使って。

熱はなかったんだけど、ママは、学校を休

ませてくれた。

多分、ママは気付いてたのかな?

心配かけて、ごめんね。
< 25 / 201 >

この作品をシェア

pagetop