愛の奇跡。

窓から差し込む光の眩しさで目を覚ましたら、ベッドの下に直君の姿はなかった。


時計を見るとAM:9時10分を回ったところ。



「…私、こんなに寝てたんだ…。」



まだ寝惚けたまんま髪をいじりながらリビングに行く。


テーブルの上にメモを見付けた。



『のぞみへ

おはよう!!
仕事に行ってくるからお留守番してて。
朝ごはん作ったから食べてね。
のぞみ、いつも朝は食べなかったけどちゃんと食べるんだよ~!
お昼は好きにしてね。
夜には帰るよ~!
何かあったらこちらまで! 』




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