愛の奇跡。

のぞみがパタパタと玄関に走ってきた。



「お帰り。ってなんか変な感じだけど…早かったね。」



ちょっと驚いた顔したけど、すぐ笑顔でお帰りを言ってくれた。


のぞみの笑顔は、相変わらず悩殺だ。


クラクラするのを抑えて、リビングへ。



「夕飯、作っといたよ。冷蔵庫にあるもので作ったから大したものじゃないけど。」



淡々と言うのぞみ。


えっ?と思ってテーブルの上を見たらオムライスが!!



「うそっマジで!?ありがとう~っ!すっごく嬉しい!!」



ご飯作って待っててくれたなんて…のぞみ最高だよ~!!



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