愛の奇跡。
ほんと捨てられた子犬みたいなんですけど。
でもそんな顔を…可愛いなんて思ってしまう私は…何なのよ。
「………したいなら……してもいいよ。」
ちょっと、いいのか私!?
自分で突っ込みながらも、うるうるしてる直君を放っておけなくて。
「……え……ほんと…っ!?」
「だって………してたんでしょ?一年前は…だったらそれが自然だし。」
ほんと、何言ってるんだろう。
自分の言ってることが信じられないけど。
もしかしたら何か思い出すかも、なんて…ちょっと思ったり。