聖なる華



アンレス王の口からグラスを離す。




そして、自分の口に近づけ口に含む。



なぜ、私がここまでしてやらなきゃいけないんだ?



いや、まてよ?



ここでアンレス王げ死ねば私としては万々歳なんじゃ・・・?



そう考えアンレス王の方を見る。



顔色は蒼くなってきて、さっきよりも苦しそうだ。



仕方ない。



「な!!」


「え!!」


「レイア様、賢い判断です」



私が何をしたかというと・・・



解毒剤を口移し。




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