聖なる華
でも・・・
「俺がそういったんだからそうなんですよ。これの意味・・・分かりますよね・・・?」
「はい」
それは俺のプライドが許さないんで。
「レイア姫は今どこに?お礼を言わなければ、命を救っていただいたので」
「部屋にいらっしゃいます。が、今は駄目です。するなら数日後です」
「なぜ?」
「病み上がりだからに決まっています。それに、明日くらいには見舞いに来てくださるかもしれませんよ」
見舞いですか・・・悪くはないですね。
「さぁ、陛下もう少しお眠りになってください」
「そうします」
今は、ゆっくり休む事にしましょう。
こいつの言うことを聞くのは癪ですが。
アンレスSIDE END