聖なる華
思わぬ一面
一夜がすぎ今日はもう昨日の事など何もなかったかのような晴天。
「レイア様、お早うございます」
「ああ、おはようスイレ」
私の朝は早い。
それはもう、兄弟たちに年寄り扱いされるくらい。
「レイア様は相変わらず朝がお早いですね。というかこの時間帯に起きるとかどんだけですか?」
最後の方が嫌味に聞こえた気がするがあえて気にしない。
まぁ、スイレが戸惑うのも無理はない。
今は朝の四時だからな。
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