聖なる華
かけに負けてしまったじゃないか!!
「レイア様・・・」
「それにしても面白い性格ですね」
ああ、もうこうなったら自棄だ。
「それはどうも。こんな朝早くにストーカーとはいい趣味をしてるな」
「別に“偶然”通りかかっただけですよ。ねぇ?」
従者に同意を求めるな!!
「なわけないですよ。病み上がりだというのに王女の姿を見つけて後をつけてたんです」
「な!!何をばらしてるんです!?」
油断していた・・・・
こんな奴らに後をつけられるとは・・・