聖なる華
第二章
国民にお披露目
「さぁ、早く城の中にはいりましょう」
そう言ってきたスイレは私の救世主だ。
「イチャイチャするのは後でもできます」
「そうですね」
救世主だと思った私が馬鹿だった!
しかもそこ!同意するな!
「イチャイチャなんてするか!気色悪い」
「ひどいですね。そういえば今日は国民にお披露目ですよ」
「王女・・・いえレイア様、あなたは陛下の妃になるんです。こんな陛下ですがよろしくおねがします。」
そう言って頭を下げてくるルイ。
なんていいやつなんだ!