聖なる華
「ああ、できるかぎりよろしくしたくないが」
「そうですよね。俺も最初はよろしくしたくありませんでした」
「それはどういうことです!ルイ・・・?」
私は見たぞ!アンレスが黒い笑みを浮かべているところを!!
「そういうことです陛下」
「分かってますよね・・・?フフフ、俺に逆らうとどうなるか?覚悟はできてますか?」
黒い・・・こいつは果てしなく黒いぞ。
これがこいつの本性なのか?
「痛っ!ギギブアップ・・・」
「まだまだ」
声のした方をむけば・・・・
あまり見たくはない光景があった。