秘密―secret―
「瑠威さん!
どうすればいいと思いますか!?」
「うーん。
美雪は好きな人いるの?」
?なんでいきなり?
「いませんけど、
どうしてですか?」
「いやぁ、彼氏を作ってそれを言えば別れてくれるんじゃない?」
ガタッ!!
思わず立ち上がってしまった。
なるほど!そうすればいいのか!
「瑠威さんありがとうございます!
明日早速やってみますね!」
このブルーだった1週間が嘘のように上機嫌になったアタシは
呼ばれる前にスタジオまで行った。