秘密―secret―

偽物~fake~


次の日アタシは早速朝迎えに来る先輩を待ち構えた。


「あれ?


どうしたの、美雪?


いつもなら僕がインターホン鳴らさないと出てこないのに」


いつも貴方はインターホン鳴らしすぎです…。


まぁふんわりとした母弟の前ではなんだろぅ…?で終わるが実際問題朝から近所迷惑だ。


「先輩!


あのですね…」


ほらアタシ!


今ごろになって緊張するな!


先輩も?という感じの顔をしてるじゃないか!


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