【短】甘く愛して欲しいのに!
「光、自分がモテること自覚してねーだろ。俺だって、何で俺なんかと光が付き合ってんのか謎だった」
「……は?」
意味が分からな過ぎて、声が裏返った。
悠希はどんだけありえない妄想してんの。
「光も他の女みたいに、イメージだけで俺が好きなんじゃないかとか…色々思ってたら何もできなかった」
聞こえる言葉が、本当に悠希から発せられてる言葉なのか分からない。
「光はいつも一定距離保って、中に入ってこようとしねーし」
「だって…サッカーの邪魔はしたくなかったんだもん。悠希のサッカーしてるときの表情が一番好きだから」
まさかそれで悠希が不安になってたなんて、これっぽっちも考えたことなかった。
てゆーか、さっきから……
「あたしのこと好きみたいに聞こえるよ?」
やっぱり自意識過剰かなって思った瞬間、ギュッて悠希の腕に力が加わった。
「気付くのおせーよ。つか俺、好きでもねぇ奴と付き合う程バカじゃないし」
「う、嘘だー!うわーんっ」
止まってた涙が、また勢いよく流れ始めた。
「……は?」
意味が分からな過ぎて、声が裏返った。
悠希はどんだけありえない妄想してんの。
「光も他の女みたいに、イメージだけで俺が好きなんじゃないかとか…色々思ってたら何もできなかった」
聞こえる言葉が、本当に悠希から発せられてる言葉なのか分からない。
「光はいつも一定距離保って、中に入ってこようとしねーし」
「だって…サッカーの邪魔はしたくなかったんだもん。悠希のサッカーしてるときの表情が一番好きだから」
まさかそれで悠希が不安になってたなんて、これっぽっちも考えたことなかった。
てゆーか、さっきから……
「あたしのこと好きみたいに聞こえるよ?」
やっぱり自意識過剰かなって思った瞬間、ギュッて悠希の腕に力が加わった。
「気付くのおせーよ。つか俺、好きでもねぇ奴と付き合う程バカじゃないし」
「う、嘘だー!うわーんっ」
止まってた涙が、また勢いよく流れ始めた。