【短】甘く愛して欲しいのに!
ステップ6
「光!」
試合が終わってすぐ、悠希から電話がかかってきた。
関係者しか入れない特別な部屋に、悠希の指示通り忍び込んだ。
「悠希!お疲れ様!おめでとう!」
まだ興奮の冷めないあたしは、単語だけで気持ちを伝えた。
話したいことがたくさんあるよ。
「ん?光泣いてた…?」
覗き込んだ悠希の顔が一気に近くなって、あたしは顔を背けた。
「し、試合に感動しちゃって」
ヤバい…あたし今、絶対真っ赤だ!
落ち着けー、落ち着けー。
必死に念じていると……
ギュッ
「ありがとう」
急に抱きしめられた。
なななな何が起きてるの!?
試合が終わってすぐ、悠希から電話がかかってきた。
関係者しか入れない特別な部屋に、悠希の指示通り忍び込んだ。
「悠希!お疲れ様!おめでとう!」
まだ興奮の冷めないあたしは、単語だけで気持ちを伝えた。
話したいことがたくさんあるよ。
「ん?光泣いてた…?」
覗き込んだ悠希の顔が一気に近くなって、あたしは顔を背けた。
「し、試合に感動しちゃって」
ヤバい…あたし今、絶対真っ赤だ!
落ち着けー、落ち着けー。
必死に念じていると……
ギュッ
「ありがとう」
急に抱きしめられた。
なななな何が起きてるの!?