同棲彼氏
こうして、あたしと蒼くんは付き合った。



そんなあたし達は、今日で高校二年生。(時間が経つのが早すぎなのには目をつぶってね)



パパはまだあたしと蒼くんの事、認めてないみたいだけど、あたし達は同棲するの!



あたしの家でだけど。



だって、パパが「雅美が高校二年生になったから、何でも願い叶えてやる」って言ったんだもん。



「ねぇ、マジで同棲?半同棲とかじゃダメ?」

「イヤ!」

「・・・じゃあ、部屋は別々で、この家に住むならいいよ」



って、事であたしの家になった。



『部屋は別々』って言われたけど、『別々』にすればいいんでしょ!?



『一緒に寝ちゃダメ』とは言われて無いもん。



「蒼くんの部屋はここね~」

「雅美の部屋の隣か?」

「うん」



蒼くんは、あたしの事を『雅美』と呼ぶようになった。



「夜、行くからね」

「おぅ、待ってる」



蒼くんは、結構エロい。



って言ったらパパに怒られるけど。



でもあたし達は深い絆で結ばれてるもんね!




「蒼くん、来たよ」

「おいで」

「うん」



あたし達はパパ達並みにラブラブ!



そして、あたしの彼氏は『彼氏』ランクから『同棲彼氏』になった。



あたし達は一生ラブラブ!


あたしの彼氏は同棲彼氏!
                   【END】
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