同棲彼氏
そして、今は真湖斗の家にいる。



「・・・本当にこんなによかったの?」



実は、あのあと服まで何着か買ってもらった。



だから聞いたんだけど、真湖斗は満足げな表情でうなずいた。



ならいいけど・・・。sharpって、何気に高いし・・・。



まぁ・・・ここは、遠慮しない方が相手の為だよね?



うん、絶対そうだ。これは、素直に喜んで正解だろう。



「超嬉しい!真湖斗、ありがとう」



素直に笑うと、真湖斗はもっといい表情になった。



「マジか!?じゃあ着てみろ」



真湖斗に言われて、私は服を何着か持ってトイレに行こうとした。



なのに・・・。



「何処いくんだ?」



真湖斗にとめられた。



「何処って・・・トイレだけど・・・」



真湖斗は首をかしげる。



「トイレで着替えるんだけど・・・」



私は更に説明を補足。



真湖斗は再び首をかしげると、自分の前を指差した。



・・・ここで着ろと・・・?



「イヤ。ムリ」



だって、恥ずかしいもん。



そんな無理強いしなくても・・・。



まさか、体目当てっ!?
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