同棲彼氏
一階に行くと、真湖斗がリビングでコーヒーを飲んでまったりしていた。



「朝ごはん、ある?」



真湖斗に聞くと、真湖斗は首を振った。



「俺、いっつも朝飯食わねぇ」



本当ですか!



じゃあ、私が作ってあげないといけないのかな、この状況じゃ・・・。



マジで嫌なんですけど・・・。



私の料理は、下手ではないけど、上手でもない。



どうしよう・・・。



「わ、私も食べなくていいかなぁ」



思わず声を裏返してしまう。



「何か適等に作って。俺、優美が作ったの食いてぇ」



ウソでしょーー!



「あはは~」



ここは、笑ってごまかすべし!



なのに・・・



「じゃあ、何か作ってくれ。よろしくな?」



また、私をイチコロにする笑顔を見せられ・・・。



「はい・・・」



作ることになったのです・・・。
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