同棲彼氏
その後は、やることも無く、ただボンヤリとすごした。



さすがに、二日もデートは遠慮。



そういえば、昨日真湖斗は「明日ヤる」って言ったけど、いつヤるの!?



ヤるとしたら夜だよね!?



そんなエロい事を考えている私。



バカだよね・・・。



だけど、その日の夜はすぐにやってきた。



いい雰囲気まで持ってきた真湖斗に、すでに私は酔いそうだ。



内村 優美、初体験です!



痛い・・・。



「真湖斗、痛いよ・・・」

「我慢しとけ」



でも痛いというよりも、恥ずかしい・・・。



終わったあとは、ちょっと甘い雰囲気。



裸のままで、抱き合ったまま。



幸せだなぁ、って思った。



「もう寝るぞ。今日は一緒に寝る」



嬉しいな・・・。



真湖斗が大好きだ。



「いいか!?」

「はい!」



おとなしく、私はあなたに従います。



パジャマに着替えた私は、真湖斗に抱きしめられながら眠った。



その日の眠りは、いつもより深くて・・・。



安心して眠れた。



それが、真湖斗の愛。
< 28 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop