同棲彼氏
そして、やっとついた職場である病院。



この病院は市内にある小さな病院だ。



「すみません・・・」



謝ってから、私は真湖斗の家に電話を入れてみる。



通話中。



そして、しばらくたってからまた電話してみた。



だけど、出ない。



どこかに出かけているらしい。



どこに出かけているかは少し気になるけど、今は気にしているときじゃない。



帰ったら聞こう・・・。



そして、仕事をこなして帰宅時間。



私は真湖斗の家に直行。



玄関にそーっと入ると、女物のブーツがあった。



誰・・・。



そしたら、いきなり声がした。女の人の声



「今日はありがと」

「・・・」

「元カノの恋の相談に乗るなんて、何かおかしいけど、本当、ありがとね?」

「・・・」



ん!?元カノ!?



しかも、『今日は』って何!?



何があったの!?



私が電話したとき、元カノと出かけてたんだ…。



でも、何で?



そう思ってたら、元カノがまた何か喋りだした。
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