同棲彼氏
もう一つの謎
「何なの、もう一個!」

「教えね」

「あれから一週間経ったのに教えてくれないってどういう事!?本当は何しようとしたの!?」

「もうちょっと待て」



あれから一週間経った。



真湖斗はあれから何度もテレビに出たし、何度も癒鶴と会ったけど、癒鶴は何もしてこなかった。



癒鶴の歪んだ愛より、私の愛の方が勝ったって事。



第一、真湖斗があんな癒鶴に揺らぐはず無い。



私達、めちゃくちゃラブラブだもん❤



でも、真湖斗は「それは後でのお楽しみ」って言っていた、もう一つの復讐を教えてくれない。



ずっと気にしてて夜も眠れないんだからね!



・・・って、ウソだけど。



すごいぐっすり眠れちゃってます。



「教えてってば!」

「・・・十月十八日に教えてやる」



十月十八日!?



「何で記念日!?」

「さぁな。それは、十月十八日にわかるんじゃね?」



えぇぇぇぇぇ・・・。



今、二月・・・。

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