ウルトラマリンブルー
地下街からデパートへ抜ける通路の入口で、彼の背中はピタっと止まった。

私は、一瞬予防接種の注射の順番が回ってきた子供の様に身体が固まってしまった。

彼は振り返り、ふわっとした微笑みをたたえながら、
「ここまで来たらもう分かるでしょ?」
と、私の顔を覗きこんだ。
改めて、二人の身長差
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