未来人 -ミライジン-





いっつも時間ぴったりに来る悠里なのに、その日に限って寝坊していた…





近くあった、壁に寄りかかって待っていると、前から、チャラチャラしたガラの悪い奴らが歩いてきた。




かかわらないようにしようと思い、下を向きながら、ケータイをいじってた。




トン…




「ねぇ。北原高の仔だよね??」




だめだ…




こーゆう奴は、少ししゃべるとつきあがってくるから。




無視しよう。




「・・・・・」




「無視はね~だろぉ」




「・・・・・」




「なぁ!!」




ヤバイ…キレてきてる。




どうしよう・・・




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