足跡
砂浜の足跡

恋の訪れ


彼氏いない歴16歳のあたし、塩屋 ルナは教室から見える桜の木を見つめていた。
高校生になって一カ月、周りにはカップルが増え始めた。古臭く言えば…アベックというやつだ。
親友のワカバにも彼氏がいる。中学の時からだけれど。
「ルーナ?もう授業終わりましたよー?」
「ワワワワワカバ!!!!」
目の前にずいっとワカバの顔が現れ、変な声を出してしまった。(…ワカバのことを考えてたのもあるけど。)
「失礼なルナァー…まぁいいや、今日のお昼リュウとアタシとルナとハルト君で食べようね!もう約束しちゃったから♪」
リュウくんというのはワカバの中学からの彼氏。野球部で女の子からモテるんじゃないかとアタシは思う。女子の目線からして…
「えぇー…!!アタシとワカバのストロベリータイムがぁ…」
「はいはーい」

それからも何度か反論したけど、結局ワカバに負けてokを出した。
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